【育児】子どもの耳が臭いのはなぜ?受診目安や保険適用・注意点

【育児】子どもの耳が臭いのはなぜ?受診目安や保険適用・注意点 Childcare

子どもの耳掃除をしなくてもよい理由と
耳掃除をするメリットデメリットについて
お話しました。


耳垢で耳の状態をCHECKできるのも
耳掃除をするメリットのひとつ‼

病院に行く目安は?

保険は適用されるの?

やってはいけないなど注意点は?

といったご質問にお答えしていきます‼

1.子どもの行動に注意しよう

耳掃除をして耳垢の状態をみるというのは
病院を受診する判断基準の一つです。

耳掃除以外でも注意するべき行動があります。

耳を掻きむしる・痒がる

外耳道湿疹・外耳道真菌症の可能性があります。

外耳道湿疹(がいじどうしっしん)
耳掃除や耳の中をひっかくことで傷ができ、
炎症を起こした状態のことです。
皮膚の真下に軟骨がある外耳道は、
外的刺激に対し弱く、赤みや浮腫を生じやすい。

外耳道真菌症(がいじどうしんきんしょう)
外耳道の粘膜に真菌(カビ)が感染し、
炎症を起こす病気のこと。
耳掃除をすると黒や灰色のカビが取れることも。
真菌(カビ)を全て取り除くには時間がかかり、
また自然に治癒することはほとんどありません。

耳垂れがでている

お風呂やプールに入った後でもないのに
耳が濡れていたり、綿棒が濡れている場合は要注意!

中耳炎(ちゅうじえん)
耳垂れ自体が臭う・耳垂れが酸化して臭います。
中耳炎だけでは耳垂れは排出されず鼓膜に
穴があき慢性中耳炎となると耳垂れが起きます。

外耳道炎(がいじどうえん)
外耳(耳の穴から鼓膜までの耳)の皮膚が傷つき
細菌感染したものが外耳道炎。
耳垂れが酸化して臭います。

声に反応しない・反応が遅れる

中耳炎・外耳道炎・慢性中耳炎の
可能性があります。

慢性中耳炎(まんせいちゅうじえん)
耳垂れがあり、生臭い臭いがします。
慢性中耳炎になると、
難聴と耳垂れを繰り返すことが多いです。

2.子ども耳が臭い‼

子どもの耳が臭いときは要注意です。

外耳道湿疹(がいじどうしっしん)
外耳道真菌症(がいじどうしんきんしょう)
中耳炎(ちゅうじえん)
外耳道炎(がいじどうえん)
慢性中耳炎(まんせいちゅうじえん)

全てに “耳が臭くなる” 共通点があります。

生臭かったり、ツーンと腐ったような臭いが特徴!
耳から不快な臭いがしたら病院へ受診しましょう。

3.綿棒が黄ばむ・赤茶色の耳垢

綿棒が黄ばんでいる時は、
耳垂れがでていることが多いです。

体質の場合もありますが、
黄ばんでいて生臭いなら病院へ受診しましょう。

耳垢が赤茶色の場合は
耳垂れが酸化していることがあります。
酸化して固まってしまうと
一時的な難聴になりやすいです。
すぐ病院へ受診しましょう。

4.やってはいけないこと

耳掃除はやりすぎない

綿棒が黄ばむともっと掃除したく
なりますがやりすぎると耳の中を傷つけて
しまい悪化してしまいます。

それから綿棒を奥まで入れすぎてしまうと
耳垢が奥で固まってしまい大変なことに
なりますので要注意です。

消毒しようとしたりしない

消毒や薬は塗らないようしましょう。

皮膚がただれてしまう原因となります。
しっかり病院で消毒してもらい、
処方箋を守って使用しましょう。

耳をかかないこと

搔きむしるとどんどん悪化します。
搔きむしらないように爪は短くしましょう。

赤ちゃんならミトンをつけるなど
工夫しましょう。


 

5.病院についてのあれこれ

病院は何科?

耳鼻咽喉科(じびいんこうか)
を受診しましょう。

近くに耳鼻咽喉科がない場合は
小児科でも大丈夫です‼

耳の病気は “慢性化” しやすいため
完治ですと診断がでるまでは
しっかり通いましょう。

病院での耳掃除は保険がきくの?

耳鼻咽喉科での耳掃除は保険適用です。
自治体にもよりますが、
料金は500円~2000円ほど。

子どもの場合は保険証と医療証を提示すれば
さらに自己負担額が安くなることがあります。
※子どもの医療費の援助の有無は、
都道府県ごとに対象年齢は異なります。

耳掃除の頻度は?

医療機関で耳掃除をする場合、
1ヶ月〜数ヶ月に1回程度にしましょう。

耳垢の状態や耳垢が溜まりやすい体質の場合
病院側から指示されます。
指示された期間を守って受診しましょう。

6.まとめ

【育児】子どもの耳が臭いのはなぜ?
受診目安や保険適用・注意点

いかがでしたでしょうか?

子どもの耳は小さく気を付けなければならない
事も多いですが、
しっかりとケアしていれば
慢性化を防ぐことができます。

臭いがあれば自己判断せず
耳鼻咽喉科に受診して耳掃除を
してもらいましょう。

最後まで見てくださりありがとうございます‼
また次の記事もお楽しみに!

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