近年のキャンプブームで女子ソロキャンプを
楽しむ人も増えてきました。
その一方で、性的被害が増えています。
私の友達も怖い目にあったと聞きました。
楽しい時間を過ごすはずのキャンプで
怖い思いをするなんてとても悲しいことです。
その対策としてキャンプ場でも監視カメラを
設置するなどの対策を行っています。
どのような危険性があるのか、
どのような解決策があるのかを知って
ご自身でも防犯対策を行うことが大切です!
今回はキャンプを年に10~15回、
1~3泊で行う私が実践している方法と
おすすめのアイテムをご紹介します。
女子ソロキャンプに伴う危険と実例
危険が伴うのは、
女子ソロキャンプだけではありません。
しかし、確実に女子ソロキャンプだからこその
危険性もあります。
自然の中でキャンプを行う際の危険性と
実際に性的被害に遭った実例をご紹介しましょう。
女子ソロキャンプに伴う危険性
・酔っ払いや異性団体客に襲われる
・鹿やトンビ、猪など野生動物に襲われる
・ハチやアブやブユに刺される
・急な雷雨などの自然災害
危険性を細かく言い出すとキリがないです。
ですが、自分でしっかり対策を取っておくことで
防げる危険性は確実にあります。

性的被害の実例①
食欲も旺盛で見た目はぽっちゃり、
化粧っけもなくズボラな女子ソロキャンパー
「私はこんな見た目だから襲われない」
と思い込み防犯対策をしていませんでした。
そんな彼女にある悲劇が!
周りも寝静まった頃、
彼女のテントが開くのと同時に男の人が乱入。
テントに近づく足音で目覚めていた彼女は
近くにあったホットサンドメーカーを
振り回しながら大声を出したことで
事なきを得ました。
性的被害の実例②
ソロキャンプをしていた女性は、
隣で設営する男性に挨拶をされます。
その時は
「挨拶をしっかりしてくれる礼儀の正しい人」
だと思ったそうです。
夜、トイレに向かった女性はその帰り道で
悲劇にあいます。
女性が設営しているサイトに戻る途中、
隣サイトに止まっていた車のドアが急に開き、
引きずり込まれそうになりました。
突然の出来事に思わず叫び声を上げた女性。
女性の悲鳴に気づいたキャンパー夫婦が駆けつけ、
旦那さんが女性を救助します。
奥さんは警察に通報しました。
夜だったこともあり、管理人は不在でしたが
ほかのサイトでキャンプをしていた夫婦により
女性は無事助かります。
女子ソロキャンプに必見の防犯対策
女子ソロキャンプを楽しみたいだけなのに!
と感じる方もいると思います。
もちろん、襲う人が悪質なのです。
女子ソロキャンプ自体が悪いことではないですが、
危険性が高いことも事実。
女子ソロキャンプを楽しく行うためにも、
防犯対策はしっかり行いましょう。
1.安全性の高いキャンプ場を選ぶ

性的被害を避けるためには、
安全性の高いキャンプ場を選びましょう。
安全性の高いキャンプ場とは
・24時間、管理人が在住
・監視カメラ設置
・電波が入る地域
・女子ソロエリアがある
・管理棟から見えるサイト
・キャンプ場近くにコンビニなどがある
2.常に防犯ブザーを身につける

急に襲われると怖くて声が出なくなることも。
そんなときのためにも防犯ブザーは
必ず身につけておきましょう。
100均ショップでも購入できます。
私はライトと防犯ブザーを兼ねて
いつもズボンのベルトループに
カラビナで身につけています。
カラビナも100均ショップで買えますし、
取り外しも簡単にできるのがポイントです。
寝る時は、コットの枕元やインナーテント内にある
ポケットに忍ばせておきましょう。
もしテントに誰かが入ってくることがあっても
アウターとインターで区切られているため
防犯ブザーを手にできます。
3.すぐ車中泊に切り替えられる体制

キャンプ場には数人しか宿泊していない
という場面も多くあります。
そうなるとサイトが離れていて、
防犯ブザーや声が届かなくなります。
そこでおすすめなのが、オートキャンプ場。
何かあったら、すぐ車に逃げられるように
設営しておきましょう。
車に逃げ込んでカギをかければ、
管理人や警察に連絡することも可能です。
車をこじ開けようとはしないはずなので、
比較的テントにいるよりは安心できます。
4.テントに南京錠をかける
テントにつける南京錠はダイヤル式がおすすめです。
カギだと自分自身もなくしてしまう可能性も。
テントにつける南京錠は、
アウターのチャック内側につけましょう。
外からは南京錠が見えないため、
相手に手間を取らせることになります。
その間に防犯ブザーを鳴らし、
管理人や警察に連絡しましょう。
5.テントに入る時は入口などに物を置く
これも南京錠と同様に、
相手を手間取らせる方法の一つです。
予想していない事態になると、
少なからず「どうしよう!怖い!」と
自身も思考が鈍ってしまいます。
悲劇から身を守るためには、
相手を手間取らせること。
その間に自分の身を守る
行動が取れるひと工夫が大切です。
6.防犯スプレーを持ち歩く
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これは人除けだけでなく、
動物にも効果的です。
相手に隙を作ることができます。
小型で携帯しやすいのも特徴で、
持ち歩けば牽制に効果的です。
私は防犯ブザーと一緒にカラビナにつけて
ズボンのベルトループにつけています。
7.ファミリーキャンパーの近くに設営
何かあった時に気づいてもらえるよう、
ファミリーキャンパーの近くに設営する
というのも効果的です。
設営する際には、
奥様に一言あいさつしましょう。
8.テントを女子っぽく飾らない

おしゃれキャンプを楽しむ人も増えていますが、
もちろん注意すべきことはあります。
テント周りをおしゃれにすると
「ここは女性だけです」
と伝える行為なので気を付けましょう。
テント内はおしゃれな空間に、
テント外は男物のタオルやサンダルを置くなど
カモフラージュもおすすめです。
9.リアルタイムでSNSに更新しない
これも性的被害の実例としてあったものですが、
SNSでのリアルタイム更新はやめましょう。
同じキャンプ場にいる方がたまたま
リアルタイム更新を目にすることもあります。
キャンプ場の位置情報やハッシュタグが
ついていれば一目瞭然ですよね…。
自ら犯罪者にチャンスをあげるような行為は
控えましょう。
まとめ
女子ソロキャンプの危険性とは?
性的被害の実例と効果的な防犯対策9選
をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
せっかくのキャンプを楽しんでほしい。
襲う人が悪いのに、
女性が防犯対策を徹底することは
少し不服かもしれません。
ですが、自分を守るためです。
100均ショップで購入できるものも多いため、
できることから防犯対策してみませんか?
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