ニュースやSNSで報道されるだけでなく、
多くの人が「放置子」について悩んでいます。
今回は放置子にターゲットにされやすい人と
毒親の特徴についてご紹介します。
放置子の特徴や撃退法についてはこちら⇩
毒親が指す本当の意味とは
放置子とは、親からほったらかしにされている
子どものことを指すネット用語。
公園に1人でいることが多いことから
「公園少女」とも呼ばれています。
そしてニュースでも話題になった「毒親」
についても説明していきます。
そもそも毒親とは?
毒親とは
「子供の人生に悪影響を及ぼす子育てを行う親」
を指します。
また、「毒親」というのは
そもそも学術的な根拠がある言葉ではありません。
アメリカの専門家スーザン・フォワードが
自身の著書の中で作り出した言葉なのです。
![]() |
|
少なくともこの著書の中では、
自分の生きづらさを親の責任として押し付ける
といった使い方をされています。
たしかに親を攻撃する口実に使われていますが、
毒親=親が悪者 ではありません。
生きづらさは親との関係性からなのか、
また親から自立して生活をしたいと考える
そんな人のためにできた言葉なのかなと。
そのことをあらかじめ頭の隅に
置いておいてください。
それを踏まえた上で日本で使われている
「毒親」には4つのタイプがあります。
毒親の4つのタイプとは

毒親の特徴は以下の4つに分かれます。
①子どもを否定する親
②過保護な親
③過干渉な親
④子どもを放置する親
①~③は毒親とは?でも紹介した
子どもが生きづらいと感じてしまう
「子どもの人生に悪影響を及ぼす親」です。
そしてこの①~③と④とでは、
大きな違いがあります。
それは、
「育児に関わっているのか」
ということ。
子供を放置する毒親の最大の特徴は、
「子育てをしようとしない」点なんです。
子育てをしないとは、
まるで子育てを恐れるかのような行動を取り、
子どもに関わることを最小限にすることが特徴。
そのため、暴力や暴言などを受けている
子どものように虐待だと気づきにくいのです。
子どもを放置する毒親の特徴

ここからは子どもを放置する毒親に絞って
特徴をいくつかご紹介します。
①親という責任と自覚がない
自らの目の前の欲求を満たすことが第一であり、
家事育児を放棄していることが多いタイプ。
最近のニュースでも話題となった
子どもを車に置き去りにして男遊びをする
子どもを車に置き去りにしてパチンコに行く
などなど。
子供に事故や事件といった身の危険が及ぶことが
そもそも思考にない親もこのタイプです。
また、このような状況のことを
「ネグレクト」とも言います。
新型コロナウイルスの影響により、
在宅ワークが推進されました。
しかし、在宅ワークが進められたことにより
「子どもがうるさくて仕事にならない!!」
仕事が終わるまで家に入るなと言われて
外に出される放置子が増えています。
これも子どもの危険を考えず、
自分本位に放置しているネグレクトです。

②連鎖的な子育てに逃げる
このタイプは、自分が子どもの時に
親にされていたことをそのまま連鎖する
といった特徴があります。
「子育てしようにもやり方がわからない」
「わたしには無理」と、
子育ての失敗を恐れ逃げてしまう親でもあります。
幼少期に自分がされて辛かったことも、
同じように子どもに感じさせていることから
完全に目をそらそうとしています。
そしてもう一つ負の特徴があります。
夫をはじめとする両親・祖父母や兄弟など、
家族みんなで協力し子育てを行なえないこと。
子育てとは家族でするもの。
自分の幼少期に放置されて育ち、
子どもに恵まれても子育てする環境がないと
子育てに恐怖や苦手意識を感じてしまいます。
このような環境化で育ち、
「大人になっても生きづらい」と感じる人を
アダルトチルドレンといいます。
『アダルトチルドレン 診断』と検索すると
無料で診断できますので、
気になる方は検索してみてください。
③子どもとスキンシップを取らない

子どもは生まれてからある3歳頃になるまで、
親との間に基本的信頼感をはぐくみます。
その基本的信頼感こそがその後の心の発達、
人間関係に大きく影響するのです。
その信頼感は愛着の形成と言われるもの。
愛着の形成に最も重要なのがスキンシップ!
しかし、子供を放置する毒親は
愛着の形成に大切な幼少期に
・子供と一緒に寝てあげない
・子供と一緒にお風呂に入ってあげない
・甘えたい時に抱っこをしてあげない
・頭を撫でてあげない
などスキンシップをしない傾向があります。
スキンシップによる愛着の形成が不足すると、
・恋愛依存症
・セックス依存症
・犯罪に巻き込まれやすい
・年少妊娠
・薬物依存
などの頭では分かっていても抜け出せない
といった人間関係の悪循環に陥ってしまいます。
乳幼児期に愛着ある間関係を知ることが、
子どもの社会性の発達に重要な役割を持ちます。
④性的成長に健全な対応をしない
これは何らかの原因で片親で
子育てをしている家庭に多く見られます。
子どもが成長すると手元から離れていく
という1人ぼっちになってしまう恐怖から
子どもの成長を認めないといったもの。
・月経が始まる
・体格の変化
など特に性的な成長に対して反応せず、
子ども自身も健全な性的成長に悪影響が出ます。
⑤子どもに愚痴ばかり言う
このタイプは人間関係の愚痴など、
自分の愚痴を子供に聞かせる傾向があります。
自分に自信が持てないためはっきりと
意見を言ったり断ることができないため、
ネガティブな感情をため込んでしまいます。
そして誰にも話せないネガティブな感情を
子どもにぶつけることでストレス発散に。
愚痴ばかり言う親を頼りないと感じた子どもは、
親が心配という同情心が大きくなりすぎて
結果として親子で共依存関係になるのが特徴です。
親に引きずられるように子どもも
ネガティブ感情をため込むようになり、
うつ病など心の問題を引き起こしやすくなります。
放置子にターゲットにされやすい人の特徴

放置子にしつこく付きまとわれたり、
家に押しかけられるなどの迷惑行為を
されたという話がSNSでも多く流れています。
一体どんな人がターゲットにされやすいのか
ご紹介します。
1人っ子の親
1人っ子だと一緒に遊ぼうと放置子も
言いよりやすいみたいです。
そして自分よりも年下の子に話しかける
傾向があります。
それは、自分にとって都合のいい状況に
持っていきやすいから。
放置子は愛着の形成が不足している子が
多いため、子どもというよりも大人に
褒められようとします。
年下の子だと自分よりもできないことが
多いので、「私はできるよ!」と
褒められる・認められる確率が高い。
そのため、1人っ子で年下かつ
優しそうな親の人がターゲットにされます。
親子だけで遊んでいる

公園でグループで遊んでいる人よりも、
親子で遊んでいる人の方がターゲットに。
放置子は公園内にいる人を
観察している傾向があります。
親子で遊んでいる人に近づき、
あたかも自分も家族に見えるかのような
距離感で接してくるのも放置子の特徴。
何度も同じ公園で声をかけてくるようなら
ターゲットに認定されているかもしれません。
準備がしっかりしている親
・子ども用のお砂場セット
・シャボン玉
・ストライダー
・水筒やジュース
・お菓子
・タオル
・着換え
など公園と言っても小さい子どもを
連れていると荷物が多くなるもの。
それでもしっかり子どもが退屈しない
ものまで準備していると標的になります。
一緒に遊ぶとおもちゃを貸してもらえる、
自分の子どもだけだと一緒に遊んでいるのに
何か気を遣ってしまうという優しさから
飲み物やお菓子を分けてもらえるなど。
親に放置されている子どもにとっては、
とっても嬉しいご褒美のようなもの。
はじめはありがとうと言っていても
どんどん欲しいという欲が
エスカレートしやすいので注意が必要です。
ペット連れなど優しく面倒見がいい人

子どもだけでなくペットを連れて公園で
遊んでいるとペットに触れてもいいかと
近づいてきやすいです。
実際に放置子に家まで付きまとわれた
方の中には、ペットの散歩についてきて
家を知られてしまったという話も。
家を知られてしまうとこっちの都合は
無視して家に上がろうとするなど
迷惑行為を受ける羽目になってしまいます。
また、ペットを連れていなくても
優しい人に近寄る傾向も強いです。
体験談の中には、おばあちゃんが放置子を
可哀想だとかくまってしまい、
自分の子どもや家族に迷惑行為の被害に。
おばあちゃんにはいい顔をしているため、
放置子が迷惑行為をしていることに気づかず
ケンカになったという例もあります。
まとめ
【放置子】にどう対応する?
ターゲットにされやすい人と毒親の特徴とは!
をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
放置子にターゲットにされて困っている
どう対応していいのか分からないという方は
こちらをご確認ください。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
コメント